爬虫類の脱走、飼い主は適切な管理を爬虫類に限らず、飼育しているペットの脱走は
飼い主の責任が問われる。
飼育環境を見直して、飼い主もペットも安心安全の生活を!

2021.07.06

こんにちは、ヤギです。

今年の5月、神奈川県横浜市でアミメニシキヘビが脱走して大きなニュースとなりました。アミメニシキヘビは無事発見され、現在は元々飼育していた方のもとから離れ、別の方が飼育・管理をされています。

この事件以降、爬虫類の脱走報告がニュースで頻繁に取り上げられるようになりました。イグアナ、フトアゴヒゲトカゲ、ミズオオトカゲなど、今までよりも脱走のニュースが増えており、注目されています。

爬虫類をよく知らない人からすれば、たとえ温厚な種類であっても、体が大きかったり、見たことないような姿のものであれば、恐怖を感じると思います。特に元々爬虫類は凶暴・毒がある、といったネガティブなイメージを持っている方も多く、爬虫類飼育に対する世間の目が厳しいのも事実です。

ましてや、アミメニシキヘビの件が大騒動になった後で、頻繁に爬虫類脱走のニュースが流れているのですから「爬虫類飼育者は無責任なやつらばかりだ」といったイメージを持たれているかもしれません。

脱走を防ぐのは飼い主の義務

世間の目が厳しい、ということが問題なのではなく、管理の甘い飼育者が多かれ少なかれいるということが一番の問題です。爬虫類に限らず、犬・猫・鳥などでも同様ですが、飼うと決めたのであれば適切な飼育環境を用意し、脱走しないよう管理するのが飼育者の義務だと私は考えています。

脱走させてしまう原因とは?

脱走させてしまう原因として、

  • 屋外で散歩させようとして連れ出したら逃げてしまった
  • ケージの掃除を使用と思って部屋の中に出しておいたら逃げてしまった
  • ケージの施錠ができておらず、扉や蓋を開けられ逃げられてしまった

といったところが多いのではないでしょうか。

爬虫類の散歩について

爬虫類は紫外線を浴びる必要のある種類も多く、そのため屋外に連れていって日光浴させてあげたいと思う人も多いと思います。しかし、犬に比べて爬虫類専用の胴輪やリードといったものは少なく、家では大人しいからノーリードでも大丈夫だろう、と思ったら見たことのない速さで走っていってしまった…ということもあるようです。

爬虫類は爪が鋭い種類も多く、ちょっとした壁などは爪を引っかけて登っていってしまうこともあります。「うちの子は大丈夫」と思わず、しっかりと脱走対策を行い、決して目を離さず散歩させましょう。そもそも、爬虫類を屋外で散歩させることについては賛否両論あります。どうしても散歩させたい場合は、自宅の庭に柵を設けて軽く歩かせたり日光浴をさせる程度が良いのかもしれません。

しっかり施錠できるケージを選ぶ

ケージは汚れたら掃除をしますが、その時は爬虫類を別の場所に移動させると思います。移動場所として、部屋の中をついでに歩かせてあげよう、と離しておくと家具の下にもぐりこんだり、窓が開いていればそこから外に出ていく可能性があります。特にヘビは狭い隙間に入ったり、障害物を登るのが上手です。やはり「うちの子は大丈夫」と思わないで、ケージの掃除中はしっかりとした蓋が付いた入れ物に入れておきましょう。

また、普段から使用しているケージについても、施錠できるものをオススメします。爬虫類ケージは少し高価なものが多いですが、安く入手できる水槽に簡単な網を蓋代わりに乗せるだけでは脱走のリスクが高いです。先述したように、爬虫類は障害物を登ったり、物を押しのける力が強いです。水槽を使う場合は、蓋にする網を水槽本体としっかりと固定できるように細工をした方が良いと思います。

我が家のケージは全てGEXのエキゾテラを使用しています。このケージは、正面の扉が観音開きになるのですが、そこにロックがついており、ロックしておけば外からも中からも押して開けることはできません。

また、天井の網の枠にもロックがついており、ここを締めておけば天井も外れません。

三晃商会のパンテオンも人気の爬虫類ケージで、扉はスライド式ですが鍵を使った施錠ができるため、ショップなどでも良く使われているケージですね。

脱走対策をいろいろ考えてみよう

脱走させたくてさせているわけではないものの、ちょっと油断した隙にどんな生き物でも逃げ出してしまうことがあります。

ペットとして飼われている生き物は基本的に自然界を自力で生き抜く力を持っていません。外の世界で平和に暮らしてる、なんてことはなく、天敵に狙われたり、車に轢かれることもあるでしょう。

ペットにとっても、飼い主にとっても、周囲の人にとっても、悲しいことが起こらないよう、脱走対策は常日頃から気を付けて、適切に管理していきましょう。

#爬虫類を飼う